2017/04/04
昨日の夕方の雷から一転、今日はすがすがしい日差しが射しています。
このような日は花粉の飛散量が上がりやすく、急なくしゃみが引き金となり腰を痛める、という場合もあります。
花粉症対策ももちろんですが、しっかりとカラダをケアして急な腰痛を予防しましょう。
今回は腰痛に効く食べ物の話です。
腰痛に効く食べ物はあるのでしょうか?
実際に腰痛に有効な食べ物はあります。
人間のカラダは食べたもので出来ており、食べたものの栄養バランスがカラダの作りにも影響を与えているのです。
多くの腰痛の原因は筋肉ですが、筋肉はタンパク質で出来ています。
それならばタンパク質を摂ればいいのかというと、そうではなく筋肉の伸び縮みに大きく影響しているのはカルシウムとマグネシウムです。
一般的にはカルシウムというと骨や歯を作る栄養素というイメージが強いと思います。
しかしその他に「神経伝達」という役割を持っているのです。
カルシウムが筋肉の中に入ると筋肉のスイッチが入り筋肉が緊張します。
また、このカルシウムと反対の働きをするのがマグネシウムです。
マグネシウムは筋肉の中からカルシウムを外に出す働きを持っており、筋肉の緊張を緩めます。
カルシウムとマグネシウムが体の中にバランス良く存在することにより筋肉はスムーズに緊張と弛緩を繰り返すことが出来るのです。
しかし体内でこの両者のバランスが崩れると筋肉はだんだんと固くなります。
重要なのはカルシウムとマグネシウムがバランス良く体内にあることです。
カルシウムに関しては近年「骨の健康」が注目されており、その重要性はメディアでも紹介されていますが、対するマグネシウムは今一つ重要性の認知度が低い気がします。
マグネシウムは豆類や海藻類、アーモンドなどに多く含まれています。
また手軽なサプリメントもあるのでこれらを試すのもいいかもしれません。
しかし、ここで重要な問題があります。
人間のカラダは食べたものは消化されたのちに「血流」に乗って全身に運ばれます。
強い緊張状態にある筋肉の場合、そもそもの血流が低下していることが多く、栄養だけを取ったところで本当に必要な場所まで届かない場合があるということです。
カラダに必要な栄養を摂ることは確かに大事ですが、それだけではなくやはりきちんとカラダを緩めることが重要です。
むしろ食品による栄養素の真価はカラダがしっかり緩んだ後に腰痛を予防するという意味合いで発揮されるものだと思います。
慢性的な腰痛をお持ちの方は当院にご相談下さい。
当院では今ある辛さはもちろん、今後そのつらさを繰り返さないための生活習慣の指導にも力を入れております。
根本からお体を変えてつらい症状を繰り返さないようにしましょう。
みずえ駅前整体院



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