2016/08/05
江戸川区瑞江のみずえ駅前整体院です。
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「いつ食べるか」が「なにを食べるか」と同じく重要?
不規則な食生活パターンがメタボリック症候群のリスクを高めるかどうかを明らかにしたエビデンスはまだ限られている、という英国キングスコレッジロンドンからのレビュー報告。
現在の限られたエビデンスは、大規模の研究によって公衆衛生行政における時間栄養学の重要性をもっと理解するべきであることを示唆しており、とりわけ、シフト労働者と「社会的時差ぼけ」の増加が、体内時計よりも社会的なスケジュールで生きる我々にとって重要な問題であるという。
我々の生活はますます不規則なものになっており、過去数十年で食生活は大きく変化した。朝食欠食、外食・中食、ながら食べ、夜食、不規則な食事時間、などが大きな公衆衛生上の課題になっている。
不規則な食生活は、我々の体内時計に影響する。栄養素の代謝は日内リズムに従って処理されており、食事は逆に体内時計に影響を与える。時間栄養学は、食事が代謝プロセスに与える影響について、特に体内時計との相互作用について研究する学問分野である。
シフト労働者ががん、心血管疾患、メタボリック症候群を含めたいくつかの疾患リスクを高めるという複数の報告がある。シフト労働者は食生活パターンが変化することが多く、それが健康に与える影響は時間栄養学の重要な研究テーマである。
社会的時差ぼけは、現在ではヨーロッパの特に都市部に住む一般集団の8割以上が影響されていると推定されている。この体内時計と社会的時計の食い違いは、肥満やメタボリック症候群のリスクを高める。
少ない量の食事を頻度高く摂ることで食欲と体重をうまくコントロールしようという通俗ダイエットがあるが、研究レベルでは、食事回数の増加は、どちらかといえば肥満のリスクであり、むしろ回数を減らす方が健康にはよいという議論になっている。だが、総カロリー摂取量を減らさずに単に回数を減らすだけではあまりメリットはないともいう。
さらに、不規則な食事パターンに関するいくつかの研究は、不規則な食事パターンを持つものは、規則的な食事パターンを持つ者に比べて、健康的でないものを選び勝ちになることが明らかにしている。
こうした研究の中で、我々はまた「誰と食べるか」を問題にしなければならないと著者らは言う。規則的な家族の食事は、子供やティーンの健康的な食生活に極めて重要であるからだ。
しかし、世界的に見ると、そこには極めて多様な食生活パターンが存在している。昼の食事が一日の主要な食事になるのが、フランスや地中海地方の食事パターンであり、これは大勢で楽しみながらの食事を重んじる民族性の結果であるという。フランス人はまたより定期的に1日3回の家族の食事を摂る傾向があるという。
それに比べると、英国人はより個人的な好みと利便性が食事の選択に反映するという。つまり調理済み食品やテイクアウトを多く消費し、また食事を飛ばしたり、高カロリー密度のスナックなども良く食べる。
英国と米国の一般的な食事は、1日の時刻が進むにつれて、カロリーが高まっていくというものだ。朝食のカロリーが最も少なく、夕食が最も多いパターンである。フランスでもこの数十年の間に次第にこの英米型のパターンに移行してきているが、まだ英国ほどではないという。
最近の臨床試験において、朝食に夕食よりも多めのカロリーを摂取することで肥満女性の体重と血糖値に改善がみられたことが報告されている。ポイントは夕食に対する朝食の割合であるようだという。また朝食を定期的に摂取しているかどうかによって、夕食のBMIに及ぼす影響は変わってくるようだともいう。
多くの食事ガイドラインでは何を食べるべきかは教えてくれるが、いつ食べるかについてはあまり多くを語らない。今後の研究では、将来の食事ガイドラインのためにいつ食べるべきかを決める研究に重点を置くことが重要だろうと著者らは結論している。
著者の一人である、ゲルダ・ポット博士は、「王様のような朝食を、王子のような昼食を、そして貧者のような夕食を、ということわざは真実であるようだ。ただしより多くの研究が必要であるが」と語っている。
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