2015/04/16
みなさんこんにちは、江戸川区、瑞江駅の目の前、みずえ駅前整体院です。
今回はすこやかの道しるべ第11回です。
今回のお題は小胸筋です。
この筋肉は胸の字が入っている通り体の前側、大胸筋と肋骨にの間にある筋肉ですが、肩こりと重大な関係があります。
小胸筋の詳しい住所ですが、第3~5肋骨の前側から始まり、肩甲骨の上部にある烏口突起というところにくっ付きます。
では、どういった機能があるかというと
- 呼吸の補助
- 肩甲骨を外側に開く、下へ引き下げる
というものです。
実はこの2点目の肩甲骨を引き下げるという動きに肩こりの原因が隠れています。
順を追って説明しましょう。
- 小胸筋に引っ張られた肩甲骨は背中側の肋骨の上を滑るように外側に開いて行きます。
- すると、肩の出っ張っている部分、肩峰が体の前の方に向いてきます、いわゆる巻き肩の状態です。
- そうなると上半身の重心のバランスが崩れ、猫背になりやすくなります。
猫背になると後は・・・。
お分かりですね?
では、小胸筋を酷使してしまう姿勢とはどんな姿勢でしょうか?
現在このブログを書いている私は小胸筋を使っています。
そう、キーボードを打つために両肩が前を向く姿勢、デスクワークです。
特に長時間PCの前に座る方は要注意です。
小胸筋が緊張し続けてしまい、力の抜き方をど忘れしてしまうことがあります。
そうなってしまったらどうするか?
それは緩めて力を抜かせてあげることです。
そうすれば、緊張しっぱなしの悪い癖が抜けやすくなり、必要のない時は緩んでいるという理想の状態が新しく良い癖として定着しやすくなります。
当院ではたくさんの方がこのような症状を改善しております。
また、理想の状態を維持する為の姿勢の指導やメンテナンスを行っており、大変好評をいただいております。
肩こりが辛い方、猫背を根本から改善したい方は是非ともご相談ください。
次回はご自宅でもできる基本的なメンテナンスとして小胸筋のストレッチを紹介します。
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