秋といえばサンマ。 かつては下賤な食べ物とされていたようですが、江戸中期以降「安くて長きはサンマなり」と宣伝する魚屋が現れたりして、秋の食卓には欠かせない存在になったといいます。 季節の変わり目に免疫力を高めてくれる青魚 […]
一之江 - Part 17
- HOME
- 一之江 - Part 17
みなさんは「風鎮祭(ふうちんさい)」というのをご存知でしょうか? 立春から210日目を指す雑節のひとつで、例年9月の初めころにあたります。八朔などと並び台風の多い日とされ、農家にとって三大厄日とされてきました。風を鎮める […]
みなさんは「紺碧(こんぺき)」という色をご存知でしょうか。 深みのある青い色で、「紺碧の空」や「紺碧の海」などと、海や空が澄み渡って美しい青色を表す表現として用いられます。洋名は「アジュール」で、宝石のラピスラズリの産地 […]
そろそろ秋の味覚の季節。 その中でもブドウは非常に種類が豊富です。ブドウは糖度が非常に高く、日を浴びるほど糖度が増すそうです。そのため房の上にある方が甘く、色も濃くなります。 スーパーなどで売ってるものの中には皮が白い粉 […]
夏の象徴「ひまわり」。 名前の由来は太陽の方向を追って回る様子からで、花言葉も「私は貴方だけを見つめる」。 しかし実は太陽を追っているわけではなく、日の当たらない側の茎の方が早く成長するためにそう見えるらしいです。 夏の […]
入道雲は夕立の原因となる積乱雲や、てっぺんがドーム状に盛り上がった雄大積雲(ゆうだいせきうん)の俗称で、「入道」の形になることから名づけられたそうです。 水分を多く含んだ空気が上空で急激に冷やされてできる入道雲。夏らしい […]
最近はヒートアイランド対策としても推奨されている打ち水。 その起源は諸説ありますが、その一つに「お客様を茶室に向かい入れる際、道に打ち水をして準備が整ったことを知らせる」という茶の湯の作法が由来との説があります。 お客様 […]
お盆の供物を海や川に流す灯篭流しや精霊流し。魂が煙に乗って点に変える送り火に対し、灯篭によって海の向こうのあの世に帰っていくとされています。 有名な長崎の精霊流しは独特の作法でも知られ、初盆を迎えた家は精霊船にみたてた山 […]
夏の午後に突然やってくる夕立。名前の由来は夕方に雲が立つからなど諸説あり、驟雨、白雨とも呼ばれます。 夕立の原因は夏の強い日差しで地面付近の湿った空気が暖められ、上昇してできた積乱雲が、上空の冷たい空気によって冷やされる […]
夏の定番行事、花火大会の由来は1732年に発生した享保の大飢饉と疫病の流行にありました。 亡くなった方の魂を鎮めるために隅田川で水神祭が行われ、そこで花火が披露されたことが始まりとされているそうです。当時は「両国の川開き […]
この時期に活躍する「うちわ」。その歴史は古く、6世紀ごろ中国から日本に伝わったそうです。 奈良・平安時代には、身分の高い人が儀式や占いで用い、日差しを遮ったり、顔を隠したりしていました。 戦国時代には軍配として、江戸時代 […]
昨日26日は「幽霊の日」だったことを皆さんご存知でしたでしょうか? 夏の風物詩、怪談話。夏の夜にはピッタリのこの催しですが、江戸時代の1825年7月26日に歌舞伎劇場中村屋で「東海道四谷怪談」が初演されたことから、この「 […]