2025/03/14
首や肩のコリ、慢性的な疲れを感じている方は多いのではないでしょうか?「首が痛いのだから、原因は首にあるはず」と思いがちですが、実は 「背中の筋肉の疲労」 が首や肩に影響を与えていることが少なくありません。
本記事では、 「首の痛み・コリを引き起こす筋肉」 に焦点を当て、特に 「僧帽筋」 の役割と不調がもたらす影響について詳しく解説していきます。
肩こり・首こりを根本から解決したい方は、ぜひ最後までお読みください!
「え?首が痛いのに背中の筋肉の話なの?」
そう思われる方も多いでしょう。しかし、僧帽筋は首・肩・背中にまたがる大きな筋肉であり、その影響は首や肩、さらには頭痛にまで及ぶことがあります。
特にデスクワークやスマホの使用が増えた現代では、僧帽筋に過剰な負担がかかりやすく、肩こりや首の痛みが慢性化しやすいのです。
僧帽筋の役割と負担がかかる原因
僧帽筋は首から背中の上半分に広がる大きな筋肉で、次のような働きを担っています。
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肩を支える:常に肩の重みを支えています。
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頭の動きを補助する:首を前に倒したり横に向けたりする際に、頭の重さを支えます。
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腕の動きをサポートする:肩甲骨を安定させ、腕の動きを補助します。
このように、僧帽筋は日常生活のあらゆる動作に関与する筋肉ですが、負担がかかりやすいのも事実です。特に、次のような習慣を持つ方は注意が必要です。
1. 長時間のPC作業・スマホ使用
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、スマホを下を向いて操作したりすると、僧帽筋は常に頭や腕の重みを支え続けることになり、疲労が蓄積します。
2. 長時間の運転
運転中は前方を見ながらハンドルを握り、腕を固定した状態が続きます。この姿勢では肩甲骨がほとんど動かず、僧帽筋が硬直しやすくなります。
3. 赤ちゃんの抱っこ・家事
産後のママは、長時間赤ちゃんを抱っこすることで僧帽筋に大きな負担がかかります。また、家事で前かがみの姿勢が続くことも負担の一因となります。
僧帽筋の不調が引き起こす影響
僧帽筋に疲労やコリがたまると、次のような症状が現れることがあります。
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首や肩のこり・痛み
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頭痛(特に後頭部から側頭部にかけて)
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眼精疲労
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背中の張りや痛み
「首や肩が痛いけれど、マッサージしてもすぐに戻ってしまう……」という方は、僧帽筋の深部にトリガーポイント(こりの原因となるしこり)ができている可能性があります。
まとめ
僧帽筋は首や肩、背中の動きを支える重要な筋肉ですが、日常生活の姿勢や動作によって負担がかかりやすく、不調を起こしやすい部位です。
肩こりや首の痛み、頭痛でお悩みの方は、僧帽筋のケアを意識してみてください。
当院では、僧帽筋の深部にアプローチし、根本から不調を改善する施術を行っています。
「最近、肩こりや頭痛がひどくなってきた……」と感じている方は、お気軽にご相談ください!
次回は、僧帽筋のストレッチやセルフケア方法をご紹介しますので、お楽しみに!