2023/10/16
秋バテと身体の不調
暑い夏が終わり待ちに待った食欲の秋・スポーツの秋が到来!それなのになんだか不調気味…こんな症状に心当たりはありませんか?
実はそれ、秋バテが原因かもしれません。
今回は秋バテとその対策についてご紹介します。
【秋バテとは】
秋バテとは、涼しくなり始めて過ごしやすくなってきた秋の初めに起こる、夏バテのような症状を言います。
・秋バテの症状
身体がだるい、食欲がない、肩こりや頭痛がする、眠たい、風邪をひきやすい等、夏バテに似た症状があります。また、よく眠れない、立ち眩みやめまいがするという症状もあります。
・秋バテの原因
秋バテの原因は主に自律神経の乱れとされています。ここでは秋バテの起こるメカニズムをご説明します。
①気温気圧の変化
秋は台風や秋雨前線の影響により、気圧の変化が非常に激しく、朝晩と日中の気温差も激しい季節です。気圧や気温の急激な変化は、免疫やホルモンバランスなど様々な場所に影響を与え、体が不調になる原因のひとつとなります。
②夏の生活習慣のまま
冷房が効いた部屋で、冷たい飲み物を飲むなど、体を冷やし続ける事で自律神経が乱れる原因になります。
【秋バテ対策】
そんなつらい秋バテにはどのような対策が有効なのでしょうか?
秋バテを改善する方法をまとめてみましたので、秋バテにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
・一日3食、規則正しくバランスよく食事をとる
秋バテの対策に大切なのが食事をバランスよく三食きちんと食べることです。たとえ食欲がなくても、少量で構いませんので食事を抜かないようにしましょう。特に、ビタミン、ミネラル、タンパク質を意識して摂るようにすることがおすすめです。この時、冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べるように気をつけましょう。
・ウォーキング等軽い運動を日常的に取り入れる
激しい運動を取り入れる必要はないので、手軽に始められる運動をすると自律神経を整える作用があります。運動をすることによって、他にもストレス解消や食欲増進といった効果も得られます。特にウォーキングはそれほど体にかかる負担も大きくないのでおすすめの運動ですよ。
・睡眠をしっかりとれるように快眠対策をする
体は眠っている間に分泌される成長ホルモンによって体の疲れをとり、傷んだ場所を修復するため、睡眠時間が足りないといつまでも疲れが残ってしまいます。
体が冷えたままだと体温を下げすぎないよう防衛本能が働いてしまうので、良質な睡眠がとれません。秋はパジャマや寝具で気温調整をするようにしましょう。暑さで寝苦しいという日は寝る前に空調で部屋を冷やし、タイマーを活用して必要以上に体を冷やさないようにしてください。
冷房で冷えてしまった体を温めるにはシャワーだけで済まさず浴槽に浸かるようにするとより効果的です。
・冷房対策をする
冷房の効きすぎた部屋に長時間いると、頭痛や肩こりなどの体調不良を招く原因となります。部屋を出た時の気温差が激しいと体への負荷はますます大きくなりますので、室内と外の気温差は5~6度以内に設定するよう心がけましょう。また、下半身は冷えやすいので、ひざ掛けや上着を掛けるなどして、下半身を冷気から守るようにすると簡単に冷房対策ができます。
冷えが続く時はぬるめのお風呂にゆっくり入るようにすると効果的ですし、体を温めることで自律神経を整えられます。
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