2022/02/14
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先週は雪が降り寒かったですね!
今週も寒そうなので、寒さで肩こりが酷くならないようにしっかりと対策をとりましょう!
当院では、以下の内容でブログをお届けしております。
月曜日:肩こり、頭痛
水曜日:腰痛、手足のしびれ
金曜日:産前産後のマタニティ整体、女性特有のお悩み・症状
今回のブログは、頭痛についてです。
〈眼の疲れ(眼精疲労)やドライアイによる頭痛〉
眼の疲れ(眼精疲労)やドライアイが頭痛の原因となることがあります。眼の異常が肩こりや疲労を引き起こし、その心身のストレスから片頭痛や緊張型頭痛になると考えられています。
眼精疲労やドライアイの一番の原因はパソコンやスマートフォン等のデジタルデバイスの使いすぎです。デジタルデバイスによって眼の疲れ・痛み、肩こりや頭痛、こころなど全身に及ぶ不調が起こる病気をVDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群といいます。IT眼症(がんしょう)とも呼ばれています。
VDT症候群の予防には、1時間作業したら10〜15分程度の休憩をとる、眼とディスプレイの間の距離を40 cm以上とる、などの対策が有効であるといわれています。
〈頭痛に伴って起こる眼の症状〉
片頭痛や群発頭痛では、頭痛に伴い眼の症状があらわれることがあります。
①三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)と片頭痛による自律神経症状
眼の症状を伴う代表的な頭痛として、 群発頭痛 があります。この群発頭痛は、三叉神経・自律神経性頭痛〔trigeminal autonomic cephalalgias:TACs(タックス)〕と呼ばれる頭痛のグループに分類されています。
TACsの症状は片側にだけ出現することが多く、眼の奥が強烈に痛む「顔面痛」と涙や鼻水などの「自律神経症状」が同時に起こるという特徴があります。三叉神経が活発になり、その興奮により副交感神経系が活性化されることによって、結膜の充血、涙が出る、まぶたが腫れる・下がる、瞳孔が縮む、おでこや顔から汗が出る、鼻水や鼻づまりといった自律神経症状があらわれると考えられています。
なお、片頭痛でも眼の奥の痛みや、結膜の充血、涙が出るなどの自律神経症状が出現することがあります。
どちらの頭痛にも三叉神経(図)が深くかかわっています。三叉神経は眼の周辺の知覚を担当している神経でもあるため、それが眼の痛みと関係しているのではないかと考えられています。
②片頭痛による光過敏と閃輝暗点
片頭痛では、光過敏と閃輝暗点(せんきあんてん)という眼に関連する症状があらわれる場合があることが知られています。
1)光過敏
片頭痛発作時、ふだんは気にならない室内の照明などの光がまぶしく感じたり、不快に感じることがあります。これを光過敏と呼びます。
光過敏には片頭痛の発症とも深く関わるカルシトニン遺伝子関連ペプチド (calcitonin gene-related peptide:CGRP) という物質が関係していると考えられています。
なお、片頭痛では、光以外にも音やにおいに過敏になる方もいらっしゃいます。
2)閃輝暗点
閃輝暗点は片頭痛の代表的な前兆の1つです。この閃輝暗点をはじめとする片頭痛の視覚的前兆は、皮質拡延性抑制 (ひしつかつえんせいよくせい、cortical spreading depression:CSD)という、脳内の電気信号系の異常が原因で起こると考えられています。
閃輝暗点の症状は 片頭痛 の項目をご覧ください。