☆★腰の負担を減らそう！　その２０☆★

今回は、腰痛を減らしてくれるインナーユニットの働きについてお伝えします。

お腹には、「腹腔」というスペースがあり、そこに内臓が収められています。

体幹の安定に関わる筋肉群が協調して収縮することで、腹腔に適度な圧力をかけて内臓を支えています。

それほど太っていないのに、下腹がぽっこり出ている人は、インナーユニットがゆるんで内臓が支えられなくなっている可能性もあります。


腹腔にかかる内圧の事を「腹圧」といいます。

インナーユニットが働いて腹圧が高くなると、腰椎にかかる負担が減ります。

腰椎が過剰に曲がると椎間板や靭帯などのストレスになりますが、腹圧が高いとお腹側から腰椎を適度に伸ばそうとする力がかかり、腰椎を守ってくれるのです。


重たい物を持ち上げる時に「ふっ」と気張って息を止めるのは、腹圧を高めて腰を守ろうとする一種の防衛反応と言えます。

重量挙げの選手が腰にベルトを巻くのも、重たいバーベルを上げる時に腰の負担を減らすための工夫です。


次回はインナーユニットのそれぞれの筋肉について詳しく説明します。

腹筋を鍛えることで腰の負担を減らすことは可能ですが、やり過ぎると逆に腰を痛めることもあります。
ですのでやり過ぎに注意しましょう♪

01_みずえ駅前整体院紹介_3つのアプローチ(15秒)