☆★起立不耐症(OI)・起立性調節障害(OD)について②☆★ 瑞江で肩こり・頭痛・整体なら口コミ地域No.1の【みずえ駅前整体院】

 

ゴールデンウィークもあっという間に中盤、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

せっかくの休みなのでゆっくり体を休めたい・・・、せっかくだからお出掛けして遊びたい等人それぞれだと思います。

疲れが溜まりすぎていると、一日ごろごろして休んだつもりが余計疲れたりします。

疲れているとお出掛けしても全力で楽しむことができなかったりします。

せっかくの休日を効果的に過ごす為にも、まずは身体の疲れを取りたいですね♪

 

起立不耐症(OI)・起立性調節障害(OD)について②

 

 起立不耐症(OI)・起立性調節障害(OD)とは、何らかの原因により自律神経や中枢神経などに異常が起こり、立った時の血液の循環に様々な問題を引き起こす疾患の総称です。

 

 前回に引き続きOIODについてお伝えしていきます。

 

〈原因と仕組みについて〉

 

・原因

発症の原因に関してはまだ不明な点が多いようです。

OI/ODのうちの体位性頻脈症候群(POTS)では、感染症の後に発症するケースが少なくないと言われています。

また、小児起立性調節障害の起立直後性低血圧(INOH)などは、主に思春期の急激な身体発育による自律神経のアンバランスによって引き起こされるのではないかとも考えられています。

近年では、起立不耐症の一部の患者さんから自律神経の自己抗体が発見されていて、自己免疫の異常(免疫細胞が間違えて自分の身体を攻撃してしまうこと)が原因で起立不耐症を発症するケースもあるという論文が発表されています。

 

・しくみ(機序)

 起立不耐症(OI)、起立性調節障害(OD)は、仰向けで横になりしばらく安静にした後に、立った状態になって血圧と脈拍などを数回測定する検査(起立試験)によって診断されます。

タイプごとに診断基準の項目や数値が違います。そのため、起立不耐症・起立性調節障害と診断されたときには同時に大まかなタイプも判明します。

また、起立試験にはいくつかの種類と計測方法があります。

 

・治療

 タイプによって治療の内容が変わることがありますが、多くの場合、日本ではまずミドドリンなどの血圧を上げる薬(交感神経α1受容体刺激薬)が処方されています。

薬の効果を底上げするためにも、多めの水分、塩分の摂取と適度な運動が推奨されています。

 

・治療後の経過

 治療後の経過(予後)は、タイプや患者さんによって様々で、薬を服用することによって改善して日常生活に戻れる人もいれば、薬を飲んでも改善しづらい人もいます。

小児起立性調節障害のうち10代前半発症の起立直後性低血圧 INOHなどでは、思春期が終わる10代後半~20代前半頃には治ると言われています。

逆に起立不耐症・起立性調節障害の中には、成人以降にも症状が継続する患者さんも少なくなく、原因やしくみによって人それぞれ経過が違うと考えられます。

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