2022/01/24
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まだまだ外は寒いですが暦上では2月下旬は春にあたります。
2月の伝統色「萌木色」をご存じですか?
春先に萌え出る若葉のような黄緑色のことを萌木色といいます。
季節の色を生活に取り入れて日々の生活に刺激を与えるのも気分転換にはおすすめですよ^^
当院では、以下の内容でブログをお届けしております。
月曜日:肩こり、頭痛
水曜日:腰痛、手足のしびれ
金曜日:産前産後のマタニティ整体、女性特有のお悩み・症状
今回のブログは、頭痛についてです。
『天気頭痛』とは?②
今回も先週に引き続き天候が与える身体への影響をお伝えしていきます。
〈月経がある女性は、特に気象病になりやすい!〉
年齢や性別に関係なく気象病は起こりますが、特に悩まされているのは月経のある女性です。それは、ホルモンバランスの変化に対応するためにも自律神経が働いているからです。
月経周期はさまざまなホルモンで調整され、約1か月の間にそのバランスが変化しています。
そのホルモンバランスの変化に、気象の変化が加わることで、自律神経の働きが過剰になってしまうのです。更年期の女性も、ホルモンバランスが乱れやすくなるため、気象病が起こりやすくなります。
また、その人の気質にも関係があると考えられます。小さなことが気になる人や、精神的なストレスを受けると、湿疹など身体に変化が現れる人も気象病になりやすいと言えます。
〈頭痛は梅雨に多くなる症状。血管がむくんだような状態に〉
気象病の症状の中でも最も多いのが頭痛です。どのように傷みが起こるかをお話しましょう。
頭痛は、血液に水分が溜まって血管が拡張し、神経を圧迫することで起こります。
湿度が高く汗をかきにくくなる梅雨は、特に頭痛が起こりやすくなります。
気象の影響で起こる頭痛としては、まず片頭痛が挙げられます。ズキズキと脈打つように痛むのが特徴で、“片”頭痛という名前の通り、多くの場合が頭の片側だけに起こります(両側に起こることもあります)。
中には、緊張型頭痛が現れる人もいます。頭がぎゅーっと締めつけられるような痛みが特徴。
ただ、この頭痛は血管が拡張して起こるものではなく、後頭部や首の後ろ側の筋肉が収縮することが原因。
同じ頭痛でも、気圧の変化によって血管に影響を受ける人、筋肉に影響を受ける人がいるということ。それぞれの自律神経の“バランスの乱れ方”が違うのです。
頭痛をはじめとする不快な症状が、自分でコントロールできない気象によって起こるのが気象病の厄介なところ。
治したいと誰もが願っているとは思いますが、残念ながら、気象病を根本から治すことはできません。自律神経の“感じやすさ”は、その人の持って生まれたものだからです。
気象病は、自分の個性だと捉えて上手くつき合っていくことが大切です。
気象病は、根本から治すことは難しいのですが、不快な症状を出にくくすることはできます。
運動を習慣にして、汗をかける身体を作っておくのも予防方法のひとつです。激しい運動でなく、じわっと汗をかける軽い運動でOK。
しっかりストレッチをする、少し早く歩くなどで“溜め込みにくい”状態にしておきましょう。
また、運動を習慣にすることで、気象変化というストレスに対応しやすくなるとも言えます。
運動は、体温が上昇するなどの変化が起こりますから身体にとってはストレスがかかっている状態。
ストレスに慣れておけば、自律神経が過度に働くことが少なくなると考えられます。
ぐっすり眠る、栄養バランスの整った食事を摂ることも心がけましょう。