2017/04/01
当院に腰痛で相談に来る患者さんの中には「一日の中でも特定の時間帯が特に辛い」という方が沢山いらっしゃいます。
その中でも特に多い声が「朝、寝起きが一番腰痛が辛い」というものです。
一日活動して疲れている夜よりも寝て起きて回復しているはずの朝の方がつらいというのはどういう事でしょうか?
寝ている間、カラダは休息しているはずなのに朝の方が腰痛が辛い、今回はなぜそのようなことが起こるのかを紹介していきます。
今までのブログで筋肉が固まることにより生じる歪みやゆがみに対抗しようとする筋肉の疲労によって腰痛が起きると説明してきました。
この歪みや、歪みが原因でおこる筋肉の疲労は実は夜よりも朝の方が起こりやすいのです。
通常、睡眠中は脳とカラダは休み、活発に動くこともありません。
そして活発に動かない故に血液が脳やカラダを動かすための筋肉に酸素や栄養をたくさん運ぶ必要がなくなります。
そのため、カラダをめぐる血液の量は少なくなり、眠っている間は脳の働きは低下し、筋肉も収縮する能力が低下した状態になり、固まりやすくなります。
日中のように活発に活動わけではないのでどうしても「眠っている間に固まった」筋肉は起きるまで固まったままになりがちで筋肉に動かしてもらっている関節もスムーズな動きがしづらくなっています。
こうして固まっている状態の時に起きて急にカラダを動かすと動きの悪い筋肉や関節はあまり動けず痛みを感じるようになるのです。
こういった理由から腰痛は朝、特に起床時に起きやすくなっているのです。
一方夜はというとカラダは疲れた状態かもしれませんが一日活動していた場合は体温も上がっており、血流も朝よりはずっと多い状態です。
疲れによる腰痛のリスクはありますが、朝よりは筋肉や関節の動きは十分な状態ということができます。
当院ではそういった固まった状態の筋肉を緩めることはもちろん、寝起きのカラダを起こすための体操の指導なども行っております。
一日の始まりをつらい想いから始めないためにも根本的な腰痛の改善はもちろんですが他にも腰痛の予防に有効な手立てはあります。
辛い痛みを繰り返さないためにも一度当院にご相談下さい。
みずえ駅前整体院



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