☆★熱中症を予防しよう!②☆★ 瑞江で肩こり・頭痛・整体なら口コミ地域No.1の【みずえ駅前整体院】

夏の午後に突然やってくる夕立。名前の由来は夕方に雲が立つからなど諸説あり、驟雨、白雨とも呼ばれます。

夕立の原因は夏の強い日差しで地面付近の湿った空気が暖められ、上昇してできた積乱雲が、上空の冷たい空気によって冷やされる為だそうです。ヒートアイランド現象が原因とされるゲリラ豪雨も発生のメカニズムは同じですが、こちらは時間を問わず降る特徴があります。

夏の夕立は身体の冷えにもつながりますので、十分注意したいですね。


熱中症を予防しよう!②

前回に引き続き、肩こり頭痛の原因になりかねない「熱中症」についてお伝えしていきます。

 

〈熱射病について〉

暑い環境では体温が上昇しやすいですが、発汗や皮膚血管の拡張などによって体温を下げようとする身体の仕組みが働きます。ところが、体温を下げようとする身体の仕組みが働かなくなり発熱する場合があり熱性発熱と言います。発汗しなくなり、10-15分間のうちに39.4度以上に体温は上昇することがあります。皮膚は赤く、熱く、乾いています。熱性発熱では、体温が41-43度という高温に達することもありえます。暑い環境で熱性発熱を起こし意識障害などが見られるような場合を熱射病(heat stroke)と言います。熱射病では、悪化するといろいろな臓器の働きに異常を生じ命に関わる場合もあります。

なお、直射日光をあびることによっておこった熱射病を日射病ということがあります。

熱射病は、熱中症の重症の型です。熱痙攣(ねつけいれん)や熱疲労(熱消耗)の予防法が熱射病の予防法でもあります。また、熱痙攣・熱疲労が見られたときには、放置せず、早急に対応することが大切です。熱射病の予防のためには、暑い環境を避け、水分をよく摂取することです。水分については、熱痙攣の予防のためにも、お茶や水などに0.1-0.2%程度の食塩(塩化ナトリウム)を溶かしてよく飲むようにしましょう。

 

〈熱中症の予防のために〉

  1. 熱中症の発生は、日本では日差しが強く気温も高い7月、8月に多いです。日差しが強く気温も高いときの戸外での活動には、特に注意が必要です。1日の内では、午後2時から5時の間の発生が多いです。この時間帯には、気温も高く、それまでの炎天下の活動で脱水が進み疲労も蓄積しているためと思われます。日差しが強く気温も高いときは、戸外での活動はできるだけ控えましょう。戸外での活動は、日差しが弱く気温も低くなる朝・夕にしましょう。たとえば、一日の中でもっとも気温が低い午前4時から午前7時までに限りましょう。戸外では、帽子や日傘・パラソル等を使い影の中にできるだけ留まることで直射日光を浴びないようにしましょう。帽子は時々はずして汗の蒸発を促しましょう。戸外の炎天下で活動するときには、直射日光を受けない涼しい場所を準備して、ときどきそこで休憩するようにしましょう。直射日光を避けることは、紫外線の浴びすぎによる健康への悪影響の予防のためにも役立ちます。
  2. 汗をかくことで、水分と塩分が体内から失われます。汗をかくようなときには、水分と塩分を摂取しましょう。熱痙攣の予防のためにも、お茶や水などに0.1-0.2%程度の食塩(塩化ナトリウム)を溶かしてよく飲むようにしましょう。但し、水分制限や塩分制限を医師から指示されている人は、あらかじめ、水分や塩分の摂取について医師に相談してください。なお、ビール等のアルコール類やカフェインを含んだ飲料は、尿量を増やしさらに脱水状態になる可能性もあるので好ましくありません。100%果汁などを含め多量の糖分を含んだ飲料も、大量に飲むことで下痢となりさらに脱水状態になる可能性もあるので好ましくありません。また、たいへんに冷たい飲料は、大量に飲むことで腹痛や下痢を起こすことがあるので、控えましょう。
  3. 着るものは、少なく、軽く、明るい色で、きつくないものにしましょう。通気性に富み、熱が逃げやすいものが良いです。首まわりについては、襟(えり)やネクタイで締めてしまうと、胸元の熱気が抜けにくくなり、不快感が強まります。首まわりについては、通気のために、なるべくゆるめましょう。熱中症の予防のためだけでなく、地球温暖化防止のためにも、「COOL BIZ(クール・ビズ)」が役立ちます。
  4. 暑い環境で活動するときには、始めから全力を出すようなことは、やめましょう。ゆっくりと始めて徐々にレベルを上げましょう。息切れやふらつきなどを感ずるようなときは、直ちに活動をやめて涼しい場所で休みましょう。
  5. 駐車した自動車の中に乳幼児やペットを残すようなことは、やめましょう。強い日差しで自動車内の温度が上がり、熱中症での死亡例もあります。
  6. 高齢者については、若者に比較して、のどの渇きを感じにくく、体温調節機能も低下しているため、こまめに水分を摂取した方が良いでしょう。高齢者については、自宅における熱中症の発生も多いので、睡眠時の脱水状態の予防のために、寝る前にも水分を摂取し、枕元にも飲み水を置いておきましょう。また、熱い湯での長風呂は多量に発汗し脱水状態となりやすいので、暑い日の入浴はぬるい湯で短時間がお勧めです。
  7. 熱中症では、最初は症状が軽いと思われたものが急激に悪化して重症となる場合もあります。熱中症の症状が見られた場合には、付き添いの人が付いてすぐに医療機関に受診しましょう。特に、意識がもうろうとしたり、意識がないような場合には、すぐに救急車を呼びましょう。

 

次回へ続く


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