2022/06/20
今年の夏至は明日21日だそうです。
北半球で最も昼間の時間が長い「夏至」の日は、太陽黄経が90度の時です。「冬至」の時の昼間の時間差は5時間近くあります。驚きですね。
但し、この日が最も日の出が早く、日の入りが遅いわけではなく、むしろ夏至を過ぎてからの方が日の入りは遅くなります。
お子さんがいる方は「暗くなるまで・・・」というセリフを使うこともあると思いますが、夏至を境に別の言い回しをしないといけませんね。
天気痛を防ぐには①
雨が降ると頭痛やめまいが起きるのは、気象要素に影響を受ける「天気痛」の可能性があります。
今回は、手軽にできる天気痛の予防法や、天気痛が起きた時の対処法をご紹介。さらに、天気に左右されない体質になるための生活習慣のポイントもお伝えします。
(1)天気痛は予防できるの?
気象の変化によって起こる「天気痛」。その症状はその人がもともともっていた症状が天気に影響されて現れたり悪化したりするため、頭痛、神経痛の悪化、めまい、肩こり、首痛、腰痛、眠気、耳の症状、気分の落ち込み、うつ、不安症など多岐にわたります。
天気痛は、耳の奥にある内耳の気圧センサーが、気圧の変化を感知する際に過剰反応し、それによって自律神経のバランスが乱れて様々な不調を引き起こすことが原因であることが、これまでの研究から分かってきました。
耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで過敏になり、天気痛を起こしやすくなります。
そのため、天気痛が起こりそうな時は、内耳の血行をよくすることが、効果的な予防法となります。
(2)耳まわりの温めやマッサージが効果的
内耳の血行をよくするには、耳の後ろのあたりに、ホットタオルや温かいペットボトルを当てるとよいでしょう。
また、寒くなる時期は日頃からなるべく耳を冷やさないようにして、イヤーマフや帽子などで防寒対策を心がけることも有効です。
もう1つの方法として、耳のマッサージもおすすめです。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したりしましょう。
さらに、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回したりもしましょう。
耳と耳のまわりをもみほぐすことで血行がよくなり、内耳の状態の改善に効果があります。
マッサージは症状が出る前に行うのが効果的。予防にもつながるので、朝・昼・晩1回ずつ、まずは2週間から1カ月程度続けてみてください。
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