2020/12/28
江戸川区の瑞江・一之江・篠崎で整体なら、人気NO.1を目指す【みずえ駅前整体院】にお任せください!
今日は、12月28日(月曜日)です。
当院では、以下の内容でブログをお届けしております。
月曜日・肩こり
火曜日・腰痛
水曜日・頭痛
木曜日・手足のしびれ
金曜日・妊娠(マタニティ)中・産後のお悩み・症状
今回のブログは、肩こりについてです。
手根管症候群について
前回に引き続き肩こりが原因で起こりうる「しびれ」の症状についてお伝えします。
〈症状〉
初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます(正中神経の支配領域)。
急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。
手のこわばり感もあります。
ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。
縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。
また、示指(人差し指)や中指を中心にしびれ、痛みが出ます。
環指(薬指)、母指に及ぶこともあり、往々にして明け方に強く生じ、手を振ることで楽になったりします。
〈原因〉
特発性というものが多く、原因不明とされています。
妊娠・出産期や更年期の女性が多く生じるのが特徴です。
そのほか、骨折などのケガ、仕事やスポーツでの手の使いすぎ、透析をしている人などに生じます。
腫瘍や腫瘤などの出来物でも手根管症候群になることがあります。
〈病態〉
正中神経が手首(手関節)にある手根管というトンネル内で圧迫された状態です。
それに手首(手関節)の運動が加わって手根管症候群は生じます。
手根管は手関節部にある手根骨と横手根靱帯(屈筋支帯)で囲まれた伸び縮みのできないトンネルで、その中を1本の正中神経と指を動かす9本の腱が滑膜性の腱鞘を伴って走行しています。
原因のところで述べましたが、妊娠・出産期や更年期の女性に一番多いはっきりした原因もなく発症する特発性手根管症候群は、女性のホルモンの乱れによる滑膜性の腱鞘のむくみが原因と考えられています。
手根管の内圧が上がり、圧迫に弱い正中神経が扁平化して症状を呈すると考えられています。
使いすぎの腱鞘炎やケガによるむくみなども同様に正中神経が圧迫されて手根管症候群を発症します。
〈治療〉
上記のように使いすぎやむくみなどがある場合は、筋肉にアプローチをすることで改善が見られる場合があります。
特に肩のあたりにある「腕神経叢」の圧迫からくる場合も考えられ、肩まわりの筋肉を緩め、上半身の歪みの矯正を加えることで改善することもあります。
ぜひ一度ご相談ください。
↑↑↑こちらをタップ↑↑↑