頸椎症の解決につながる生活習慣①

腰痛やひざ痛でも同じですが、頸椎症で首の痛みや腕のしびれなどが出てくると多くの人は整形外科の病院や診療所などにかかります。

そして治療を続けながら、「よくならない、治らない」と悩んでおられます。

大抵の場合、そこには大事な基本が抜け落ちています。

それは、「普段の生活習慣を見直して必要な改善や工夫をする」ことです。

頸椎症を起こしている人は、場面や程度は人それぞれ異なりますが、生活のどこかで首に負担をかけています。

頸椎症を本気で治そうと思うなら、体操の実践とともに、生活の見直しや改善が欠かせません。

今回から数回に分けて、頸椎症の改善や悪化予防に役立つ生活の改善法や工夫をお伝えします。

★和式の生活は首・肩に負担をかける★

生活の知恵を伝えるにあたり、前提としてお伝えしたいことがあります。

それは、和式の生活は、全体的に頸椎に負担をかけやすいということです。

頸椎への負担を減らすには、背もたれの形が良いイスを選んで、できるだけ無理なく良い姿勢を保つことが大切です。

和式の生活で畳や床にじかに座ると、椅子のような背もたれがないうえ、足との位置関係もあって、どうしても背中が丸まりやすくなります。

座いすを使えば多少は良い姿勢をとりやすいものの、猫背になりやすいものです。

「あぐら」や「長座」、「体育座り」などはいずれも背中が丸まって首が前に出た姿勢になりがちです。

一見良さそうな「正座」は短時間ならまだしも、長時間になると疲れて背中が丸まってきます。

現在、首・肩のこりや痛み、腕のしびれといった頸椎症を起こしている人で、和式の生活をしている人は、前述のような和式の座り姿勢が、発症や悪化に大きく関わってきます。

成果いつ様式を変えることは難しいと思いますが、和式の生活をしている方はしっかりとカラダのケアが必要と思ってください。

ご自身で十分なケアができない方はぜひみずえ駅前整体院にご相談ください。

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